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2014年4月21日月曜日

血圧-4.低血圧症とは-

【低血圧症とは】

高血圧は日本高血圧学会が基準を定めていますが、低血圧には基準がありません。

安静時に測った収縮期血圧が100mmHg以下で、めまいや立ちくらみなど、何らかの自覚症状がある場合をいいます。

血圧が低ければ全てが低血圧症とは言いません、血圧が低くても日常生活に支障がなく、健康な生活を送っている場合は、人と比べて体質的に血圧が低いというだけで低血圧症ではありません。

現実多くのことが体質的な「低血圧」の人がほとんどで、特に気になる症状がない場合は心配がないので特に病院を受診する必要はありません。

自分の血圧が低いか高いかは、一過性の血圧測定ではわかりませんので、日々同じ条件下で血圧を測定しておく必要があります。

【低血圧症の種類】

1.本態性低血圧症

低血圧症をおこす病気が存在しないのにおこる低血圧症

2.症候性低血圧症

何らかの病気が存在し、その症状の1つとしておこる低血圧症

3.起立性低血圧症

立った姿勢のときにおこる低血圧症

【おまけ】

低血圧症があっても症状がなければ、高血圧症のように治療する必要はありません。

低血圧症の人は、無病息災で長生きする人が多いのが現実ですから。